お嬢様育ちで社長夫人の「麗子」(35)は 周りから羨まれるステータスを何の苦労も知らずに手に入れてしまったためか、 周囲の人間を見下していた。 しかし夫の「ハヤト」にはめっぽう弱く、心から愛していた。 そんなある日、夫の会社の経営が傾き、 金銭的にひっ迫した夫を支えるため、 家事代行として働くことを密かに決意する。 緊張の中、初めてのお客の家に向かうとそこは 壮絶な汚部屋で、当然家主も貧乏で不衛生でだらしない夫の対極の汚いおっさんだった。 おっさんは順調に仕事をこなす麗子を遠目から眺めつつ、罠にはめる機会をうかがうのであった・・・・
目次
コメント